2013年8月16日(金)~19日(月)の4日間に渡り、青森県企画政策部地域活力推進課人づくりグループ様主催による「未来ひらめき創造塾」が開催されました。
宇宙航空研究開発機構教授であり、あの小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーを務めた川口純一郎先生を塾長にお招きして、青森県内の中学生と共に「創造力」の出し方を探る!をテーマに3泊4日の合宿をしました。
私はこの合宿の中で進行役を務めさせていただきましたが、3泊4日の中で、子ども達にどんな体験をさせてあげられるか・・・企画段階から本当に試行錯誤しながら準備をしていきました。
県としても初めての試みですし、私も中学生と3泊4日の合宿をするのは初めてでしたので、ワクワクドキドキしながら当日を迎えました。
青森県内から集まった30名の中学生は、最初は緊張していたものの、すぐに打ち解け、「答えのない課題」に取り組み、沢山の創造力を発揮しどんどん成長していきました。
そんな子ども達を見ていて、「人間の可能性は無限なんだ」と実感しました。
私たちは大人になるにつれ、常識や固定概念にとらわれ「無理」「出来ない」と考えることが多くなります。
そういう常識を取り払い、自由に発想することの素晴らしさを川口塾長は教えてくださいました。
憧れの川口塾長のお話しを、目をキラキラさせて聴いていた子ども達。
きっと忘れられない夏休みの思い出となったことでしょう。
こんなに素晴らしい時を過ごせたことに感謝の気持ちでいっぱいです!
いつか参加してくれた皆が大人になった時に、
「あの時話していたことを研究しています!」ということがあると本当に嬉しいです。
皆さんにまた会える日を楽しみにしています。
それまで私も皆さんに「かっこいい大人」と思ってもらえる様にがんばり続けます!。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
未来ひらめき創造塾概要
コンセプト
- 1.生徒と教師が共に想像力を磨きます。
塾開催中の各種企画に共通するテーマは「創造力」。県内中学校の教師による講義で生徒の創造力を引き出します。 - 2.プレゼンテーションとディベートを重視します。
生徒の自由な発想による提案を、それぞれがプレゼンテーションするとともに、外国人も交えてディベートを行なうことにより、多様な文化的背景を持つ人々との意思疎通の経験を積みます。 - 3.「ふるさとへの愛着」を育てます。
実践を通じて「ふるさと青森県」を深く知り、愛着を育てます。
プログラム
8月16日(金)
- 受付
- 開塾式・オリエンテーション
- 塾生自己紹介
- スタッフ紹介
- 交流企画(塾生同士の交流)
8月17日(土)
- 生徒と教師のひらめき教室【理科編】講師:青森市立古川中学校 安部慎也先生
「身近なものから見つめる!最先端の種」 - ニュースポーツ体験
- 中学生チャレンジプロジェクト(AOMORIを世界に発信する)ディベート対決
- 交流企画(外国人留学生との交流)
8月18日(日)
- 中学生チャレンジプロジェクト(AOMORIを世界に発信する)プレゼンテーション
- ニュースポーツ体験
- 生徒と教師のひらめき創造教室【英語編】講師:平内町立小湊中学校 佐井川真紀先生
「ユーモアを武器に!英語でディベート」 - 交流企画(県内若手社会人との交流)
8月19日(月)
- 県警見学
- 川口塾長講演
- 閉塾式
- 記念撮影
この記事の関連リンク
- 未来ひらめき創造塾(青森県庁)