2014年4月5日(土)、北海道紋別郡遠軽町にある学習塾ソフィア・フォレスト様にて講演をさせていただきました。
女満別空港から車で約1時間半ほどのところにある紋別郡遠軽町は人口約2万人の町。オホーツク海に面したところです。
遠軽町で塾を経営されている山田さまに呼んでいただき、「働くということ」というテーマでお話しをしました。小学5年生から高校3年生までの生徒さんとその保護者の皆さまにお集まりいただき、会場はとても和やかな雰囲気でした。
こんなに遠くから私を見つけてくださってオファーをくださったソフィア・フォレストの山田さま、そして、土曜日の夜に集まってくださった皆さまに本当に心から感謝しています。
ありがとうございました。
皆さんとっても熱心に楽しそうに参加してくださったので、90分が本当にあっという間でした。私もとても楽しかったです。
講演後のアンケートにご質問をいただいたのでお答えしたのですが、そちらも併せてご紹介させていただきます。
皆さま本当にありがとうございました。感謝。
アンケートへの質問をご紹介させていただきます
- Aくんへ
こんにちは。工藤倫子です。
先日は私の講演会に来てくださってありがとうございました!「一番失敗せずにお金のもうかる仕事は何ですか」
という質問をいただきましたね。ありがとうございます!お答えします。
そんな仕事はありません(笑)!!例えば、ある人にとってそれはプロのサッカー選手になることかもしれないし、ある人にとってはお花屋さんになることかもしれないし、ある人にとってはキャリアカウンセラーになることかもしれないし、ある人にとっては弁護士になることかもしれない。
誰がやっても失敗せずにお金がもうかる仕事なんて無いよね。「その人」ががんばったからお金がもうかるわけであって、「その仕事」だからもうかるわけではありません!
Aくんががんばれば、もうかりそうな仕事をすればいいんだよ。
その為に今、自分が得意なことにみがきをかけておくんです。そうしたらなろうと思う気持ちさえあれば、何にでもなれます。がんばって下さい!
またAくんに会えるのを楽しみにしています。 - Sくん
こんにちは。工藤倫子です。
先日は私の講演会に来てくださって、ありがとうございました!「65%の仕事がなくなるそうですが、どんな仕事はなくならないのですか」
というご質問をいただきました。ありがとうございます。お答えしますね。
残念ながら、それは誰にも分かりません。どんな発明があるか分からないし、どんな病気が出てくるかわからないし、あってはならないことですが、どんなテロや戦争が起こるか分からないからです。ただ一つ言えることは、どんなにIT技術が進んでも、どんなに精巧なロボットが創られたとしても、人間の脳にはかなわないということ。そして、人間にしか与えられていない「感情」があるということ。
先日お話しした六角形の図を思い出してください。
今までは上の方にある仕事、つまり、社会的、企業的、慣習的、現実的な領域にある仕事が多かったし、下の方にある仕事、芸術的、研究的な領域にある仕事が少なかったのです。私は今後、20年、30年後はそれが逆になると思っています。
芸術的、研究的な仕事の方が増える・・・とまではいかないかもしれませんが、強いということです。何故なら、そこが一番人間にしか出来ないクリエイティブな部分だからです。もちろん、それ以外の領域の仕事もなくなりはしないでしょう。でも、機械やロボットや低賃金で雇える人達、つまり途上国の人達の仕事になっていくでしょう。
とは言え、自分が得意な分野を持っている人が強いということです。
先日お話ししましたよね?自分が得意な部分に磨きをかけて、がんばってくださいね!
またSくんにお会い出来るのを楽しみにしています。