2014年6月17日(火)札幌にて開催された「Re:就活 初夏に開催 ミニミニ合説」という学生向けの就活イベントにて講演をさせていただきました。
講演テーマは「全く新しい就職活動 ハッピーキャリアのつくり方」でした。
講演が始まる前に学生さんに、
「どうして今日ここに来ようと思ったの?」
「今の自分の就活状況はどうですか?」
という質問をしながらコミュニケーションを取っていたのですが、
皆さんの答えは予想通り、
「自分は就活を始めるのが遅かったので今色々見ているとことです。業界が絞れなくて…」
「最終選考まで行ったところがダメで…もう一度考え直そうと思っています」
「何社か受けましたが、全部ダメでここを受けてみようかなというところがあっても、また受からないかなと足踏み状態です」
「自分が何をやりたいのか、何が出来るのか分からなくて、どうしたらいいか分かりません」
という、いつの時代も共通する悩みでした。
そして私の答えはいつも同じ。
「業界なんて絞らなくていいし、やりたい仕事なんか見つからなくていいし、どんな人にも出来ることは必ずあります」
そもそも、今の就活の風潮がおかしい。自己分析のしすぎだと私は思っています。
まだ働いたこともないのに、どうやって自分の軸とやらを探すというのでしょう?
どうやって業界を絞るというのでしょう?
興味、能力、価値観を満たせる仕事なんてそうそうありませんし、もしもあったとしてもその仕事に就けると限りません。
「どうしても無理」
という仕事以外、何でもやってみたらいいと思うのです。
そもそも皆さん「贅沢病」です。
仕事があるって本当にありがたいことだし、仕事で自分の居場所が出来るって本当に素晴らしいことです。自分が出来ることを提供して誰かの役に立ち、お金までいただけるって生まれてきた甲斐があるというものです。
「どうしても無理」という仕事以外は、全て向いてると考えていいと私は思っています。
世の中の9割の人は元々やりたかった仕事に就いたわけでなく、「縁あった」仕事、会社でがんばっています。がんばっているからやりがいも出てくるし、がんばっていない人の夢や目標なんて絵空事。
だから、今夢や目標なんかなくたっていい。
それを探すために仕事をするのではないでしょうか。夢や目標を見つけてから就職しようとするから、前に進めなくなるのだと思います。
だから、今、自分に出来ると思った仕事なら何でもやってみたらいいと思います。
今日出会った企業さんは縁があるということです。縁があるところで自分をどう生かすか。
自分が出来ることを最大限提供すればいいのです。それがあなたが生まれてきた意味。
どんな人にも必要としてくれる場所があります。必ず。
だから、くさらずに探しましょう。必要のない人間などこの世に一人もいないのだから。
働くって素晴らしいこと、仕事があるって本当にありがたいことです。
今まで上手くいかなかったからといって、諦めたり落ち込んだりする必要はありません。あなたを必要としてくれる場所は必ずあります。
応援しています。
参加企業様、参加してくださった学生の皆さま、本当にありがとうございました。皆さまの今後益々のご活躍をお祈りしております。
参加企業様
- 株式会社合田観光商事
- 株式会社久恵比寿
- 北雄ラッキー株式会社
- ホシザキ北海道株式会社
- 丸水札幌中央水産株式会社
- 明和地所株式会社 札幌支店
- 株式会社サッポロドラックストアー