2015年1月19日青森県立野辺地高等学校様にて講演をさせていただきました

2015年1月19日青森県立野辺地高等学校1、2年生を対象に「はたらくということ」をテーマに90分講演をさせていただきました。

春から新2年生、3年生になる皆さんにとって、今この時期に将来のことを色々と考える良いタイミングだったのではないかと思います。
とても真剣に聞いてくれているのが伝わってきて、私も話に熱が入りました。

「はたらく」ということを、現実的に考えられている人も、そうでない人もいると思いますが、「今出来ること」を一生懸命やっていって欲しいと思います。
小さなことでもいい、一つだけでいいから「これは出来ます」というものをつくっておいてください。それが将来必ず役に立ちます。

いつか何かの形で、私の話をホンの少しでも思い出してくれたら嬉しいです。
野辺地高校の皆さま、ありがとうございました!

感想をご紹介させていただきます

【1年生】

  • 今回の講座は、将来の夢がない自分にとって、とてもいいものだなぁと思いました。
    工藤さんの話を聞いて、人生はいろいろなことがあることをあらためて感じました。また、就職活動についての話も聞くことができました。人にはそれぞれ違う夢があります。なりたい理由も人それぞれだと思います。その夢を実現出来る人もいれば、できない人もいます。私の将来の夢がない理由の一つは、自分で自分を「できない人だ」と思っているからだと思います。なので、まずそこから直して、自分の得意なことは何か、それを活かせる仕事はあるか調べていきたいと思います。あと、これからは「わからない」という言葉を使わないように努力します。今回は本当にありがとうございました。
  • 今日の講座で色々知ることが出来たと思う。自分は高校の勉強について、まだ大丈夫、まだ大丈夫と言って、先延ばしにしたりしていました。
    どうせ本気でやっても変わらないなどと思って本気でやろうとしたことが少しくらいしかありません。しかし、将来就きたい職業に就くということは、そう簡単ではないです。自分が入れるところを探すのではなく、自分が入りたいところに入る。そのためには今、この高校生の時期が大切だと思いました。本気でやれば叶うという言葉を信じて、本気でやってみようと思いました。私たちは日々の生活の中で“分かりません”という言葉をたくさん使っている様に感じます。“分かりません”という言葉は頭で考えることをやめること。改めてこの言葉の重さを感じました。この言葉を使うのをなるべくひかえるように心がけていきたいと思いました。
  • 「はたらく」」ということについて、私は正直なところ考えることができません
    それは、今高校生をしている自分がどのようにして社会の仲間入りをして、何の仕事をどこでやるのか・・・など経験の浅い私には想像できないほど未知の領域なのです。工藤先生は、こういう生き方もあると提示して下さいました。それはすごいことかもしれません。ですが、私はその話の意味をまだ全て理解することはできないと思います。これから何となーく勉強して、何となーく卒業して、なんとなーく仕事して・・・なんとなくしてはいけなと思いながらも、自分の将来にどうしても希望が持てないのです。「2030年には今の仕事の65%が入れ替わっている」というのも、よく分かりません。ですが、対人間関係を主とする事後とは、ロボットに取られることなく、人間の力で出来ることだと思うので、この心を大切にしていきます。工藤先生、お忙しい中、講演して下さりありがとうございました。

【2年生】

  • 私は今、進路にとても迷っています。今日の工藤さんの講義で「やろうと思ったら何でもできる。問題はやるかやらないかだ」という言葉に、私は背中を強く押されました。
    こんな私でも国公立を目指せるのではないだろうか…と自分に少し自信が持てるようになりました。大学を卒業しても、簡単に就職出来ないという現実を知り、求人が来た企業だけでなく、自分から就職活動をすることで、夢に一歩近づけたり、もっと大きくして広い世界が見えてくるのだと希望を持つことが出来ました。親に言われた通りに生きてきた私ですが、これからの将来は自分で考えて、道を切り開いていきたいです。また次の20年、30年のことを考えて、今できることを精一杯取り組みたいです。工藤さんの講座で私はプラスの方向へ変わることが出来たと思います。ありがとうございました。
  • 今回の講演を聞いて、高校卒業後に青森県を出たいという気持ちが今まで以上に強くなりました。
    工藤さんのように青森県を出て、自分の住んでいる県以外の世界に触れてみたいという思いや、自分が生まれ育った場所だけで人生を終えてはいけないと思うようにもなりました。今は高校卒業後のことを考えるので精一杯だが、高校卒業後より先も考えられるようになったら、私はどこで生きていくのかを考えて後悔しないように生きていきたいです。今回の講演で学んだことを近い将来から活かしていきたいです。私たちのために講演を開いて頂きありがとうございました。
  • まず始めに、工藤さんの身の上話があり、離婚やいじめといった決して笑いごとではありませんでした。
    ですが、工藤さんはそんな過去を背負っていても、まだ小さい子ども達のために仕事を辞めることをせず、自分には何ができるのかを考え見つけていました。自分から新しいことを見つけ実行することは簡単ではないはずです。更に追い詰められ肩身の狭い思いの中、工藤さんは営業に走ったり、自分から仕事をみつけたりすごいと思いました。人生は働き続けなければならず、どんな未来になるかは分かりませんが、工藤さんのように自分には何ができるのかを考え、会社が求める結果を出せる、そんな人間になりたいと思いました。どんな職場だろうと、嫌なことや悲しいことが必ずあると思います。ですが、それは自分だけではないと、皆同じなんだと現実から逃げず最後まであきらめない人間にもなりたいと思いました。