岩手県立大槌高校様にて講演をさせていただきました【2012年9月24日】

岩手県立大槌高校12012年9月24日、岩手県立大槌高等学校様にて1、2年生を対象に講演をさせていただきました。大槌高校は岩手県の被災地の中でも最も被害が大きかった場所にあります。学校に向かう途中には、まだまだ瓦礫の山もありました。途中、仮設店舗等にも立ち寄り、お店の方にもお話しを伺うことが出来ました。マスコミでは報道されない様な貴重なお話しをしてくださいました。

まだまだ復興には程遠い環境にあるこの町。それでも生徒は元気いっぱいで、私の目にはとても眩しく映りました。本当に真剣に私の話に耳を傾けてくれる生徒達を見ていて私の方が感動してしまう程でした。この子達の為にも、私たち大人がもっとがんばらなければ・・・と思いました。

大槌高校の皆さん、本当にありがとうございました。
皆さんの幸せをいつも願っています。
岩手県立大槌高校2岩手県立大槌高校3

生徒からの感想をご紹介させていただきます

  • 私が工藤さんの講話の中で一番印象に残っていることは人に個性があるのは、どこかで役に立つように、助け合って生きていけるようにあるものだという事です。私は部活でマネージャーをしていて、たまに自分は必要ないんじゃないか、役に立たないんじゃないかと思うことがありました。でも、工藤さんの講話のおかげで心が軽くなりました。私はまだやりたいことが決まっていません。なので、少しずつ工藤さんのように自分に合う仕事、やりたい仕事、人のためになる仕事を見つけて、2年半後、自分が満足できる、誰かのためになる仕事に就けたらいいなと思います。
  • このガイダンスを受講して、働くことについてがどの様なことなのかが分かりました。何のために働くかということを正直私はあまり考えたことがありませんでした。考えたとしてもお金のためだけとしか思っていませんでした。しかし、それ以外にも社会のため、自分のために働くのだと教えていただきました。誰もが持っているという「人の役に立ちたい」という欲求、人に認めてもらいたいという欲求は、今はあまり実感はありませんが、社会に出て働くようになったときに改めてこのことを考えてみたいと思います。
  • 今日の進路ガイダンスを聞いて、仕事に対する自分の気持ちを改めて振り返ることも出来たし、仕事というものについて初めて感じたこともあり、とてもいいガイダンスでした。「働く」ということについて、私たち人間はどうして働くのか、私はただお金のためだと思っていました。お金があれば生活出来るし、子どもだって欲しいくらい育てられる。でも、工藤さんはお金のためでもあるけれど、社会のためでも自分のためでもあると話された時、私は自分の将来の夢を実現させたいと強く感じました。
  • 「もし、一生生活していけるくらいのお金があったら、あなたは働きますか?」の質問が1番考えさせられました。私は働くという答えを出しました。何故ならお金があっても、自分がやりたい仕事をずっと続けて楽しみたいし、充実した日を過ごしたいからです。私たちは何にでもなれるって工藤さんが言ってくれたことがすごく力になりました。これから自分の夢に向かって、今日ガイダンスを忘れずに頑張っていきたいと思います。