岩手県立花巻市立湯口中学校様にて講演をさせていただきました【2013年9月27日】

画像:岩手県立花巻市立湯口中学校様
2013年9月27日(金)岩手県立花巻市立湯口中学校様にて、「働くということ」というテーマで全校生徒を対象に講演をさせていただきました。

講演終了後は生徒全員で「お礼の歌」を2曲も歌ってくれました。
そのうち1曲は生徒が詩を書いたそうです。震災後に出来たその歌はとても感動的でした。

講演前に校長先生が何度も、
「うちの生徒は本当に素直でいい子ばかりなんですよ」とおっしゃっていましたが、本当にその通りで歌を聴きながら、胸が熱くなりました。

皆、どんな大人になっていくのかな。どんな道を選んでも、楽しんで生きてね。
世の中はもの凄いスピードで変わっているから、「やりたい仕事」なんて今見つけなくてもいい。

そのかわり、自分には
何が出来るだろうか
誰の役に立つことが出来るだろうか
ということをいつも考えることを忘れないでね。

いつか素敵な大人になった皆さんに、またお会い出来るのを楽しみにしています。
いつも皆さんの幸せを願っています。

ありがとうございました。

生徒からの感想をご紹介させていただきます

  • 今日、キャリア教育講演会がありました。
    どうすれば勉強が楽しくなるか、を教わりました。答えは、自分の好きなことを見つけるということでした。
    私は、頭に浮かんだのは「英語」でした。まわりから見たら、あまり英語のテストの点数は高くないかも知れません。でも、私は英語が好きです中学校に入って将来の夢が少しできてきた気がします
    それは、将来本格的に英語を勉強することです。
  • 今日、僕がキャリア教育講演会での話を聞いて感じたことは二つあります。
    一つ目は、働いている時間についてです。働き始めると一日の約半分が仕事になってしまうということを聞いて、ちょっときつそうだなと感じました。その話しを聞いたときに、親に対しての感謝の気持ちが湧いたし、すごいと思いました
    二つ目は、働くことに対しての考え方についてです。同じように仕事をしていても、気持ちの持ちようによっては、仕事がめんどうだったり、あるいは楽しく思えたりするというような話しを聞きました。講演の最後の方に聞いた石切職人の話には仕事に対する心構えの重要なヒントがあったように感じました
  • 私の夢は看護師になることです。
    この夢は小さい頃からの夢で、小さい頃はなりたい理由が話せたのですが、今ではその理由がどうも違うような気がして、どうしてなりたいのか良くわからなくなりました。
    そして、今日先生が言っていた、「一生分のお金があったらあなたは働きますか?」の質問に、私は「働きます!」とはっきりと頭の中で答えていました。「やりがい」「生きがい」はお金に代えられないものだと思うからです。
    私なりに今日先生から聞いた話をまとめると、「考え続けることで、物事の見方が変ることで、未来は変る」ということです。
  • 私は今まで、はたらく理由は、家族を養うためやお金を稼ぐためだと思っていました。
    しかし、考えれば考えるほど、働く理由は深くなって行くものだと分かりました。数年後、私も社会へ出て働くことになります。私は、自分が楽しめる仕事に就職したいと思います。私にあった仕事を見つけるのは難しいことかも知れませんが、高校で勉強している間に、自分の超得意分野を見つけだし、毎日楽しく、充実した生活を送れるような仕事を見つけたいです。
    工藤さんのお話、一つ一つの言葉はとても心に響き、感動するものでした。
    今日の体験をいかし、「働く」ことについてもっと考え、楽しい生活を送っていきたいです。また、勉強も嫌々やるのではなく、得意教科を中心に、楽しく学習していきたいです。
    将来は、みんなを笑顔に出来るような人間になりたいです
  • 私は将来エステシャンになりたいと思っています。
    しかし、この講演のお陰で仕事はいっぱいあるのだから、もっと視野を拡げて、いろいろな職業を見ていきたいと思いました。そのためにいろいろな勉強ができればいいと思いました。しかし、私は勉強が嫌いです。テストや受験のときにしか勉強をしていないのが現状です。
    しかし、工藤さんは、今頑張って将来楽になろうとは思わずに、自分のやりたい職業に必要なことを勉強すれば勉強が楽しくなるとおっしゃっていました。その言葉に私も共感しました。
    今回の講演会では、改めて自分の将来について向き合うことができる良い機会だったと思います。
    工藤さんのように、仕事を楽しむことはもしかすると出来ないかも知れないけれど、いつでも笑顔で頑張れば楽しめるかも知れないので、まず何のためにはたらくのかをじっくりとこれから考えて、自分の将来を少しずつ考えていきたいと思います。
  • まず、「なぜ高校に行くのか?」。
    僕の答えは、「進学するため」大学に行きたかったのです。
    しかし、自分自身あまり勉強が好きではありません。今でこそほどほどの成績であるものの、考えてみれば確かに、なぜ勉強が好きでもないのに、高校でも勉強し、きつそうだと思う仕事をやろうと思うのか。工藤先生の話を聞いて思いました。たとえお金が充分にあったとしても、私は働くだろうと思いました。
    それは、「社会のため、自分のために働く」ということにあてはまります。
    やはり、僕も人から感謝されたいのだなと感じました。そうなると、不思議と今の勉強も大事にしなければいけないという気持ちになります