2014年11月12日愛知県知多中学校さまにて2年生を対象に講演させていただきました。
こちらの講演は知多市教育委員会さまからのご依頼で、知多市内の中学校5校を回ってお話しをさせていただきました。
春に4校訪問し、今回の知多中学校さまが最後となりました。
職場体験の事前指導という位置づけで、「働くということ」というテーマで各校90分でお話しをしました。
知多中学校の校舎はとても新しくてキレイで、良い気が流れていました。校舎だけでなく、生徒もとっても素晴らしく90分の講演を熱心に聴いてくれました。反応もよく、話し合う時と、聴く時のメリハリもありとても素晴らしかったです。
こういう学校は学校に足を踏み入れた瞬間に分かります。
生徒がしっかり顔を見てあいさつをしてくれるからです。体育館で前に立った時にも、しっかり目を見てあいさつをしてくれます。
都会でも田舎でも、大規模校でも小さな学校でも気持ちのよい学校はありますし、その逆の学校もあります。
何故その様な違いがあるのか…色々な原因はあると思いますが、
私はやはり「あいさつ」は大きいと思っています。
あいさつが出来る学校は集中力もあります。反応も良いのです。一事が万事ですね。
知多中学校の皆さん、ありがとうございました!
職場体験がんばって来て下さいね。
そして、「働く」ということについて、少しずつ考えてみて下さい。
またいつかどこかでお会い出来るのを楽しみにしています。
感想をご紹介します
- 僕は、このキャリアデザインセミナーを聞いて、いろいろなことを学ぶことができました。日本は勉強が楽しくないと思う中学生が外国人より多いと聞いて、びっくりしました。自分は勉強が好きではないが、嫌いでもないです。大人になった時、「あの時もっと勉強しておけばよかった。」と思うことがないように、今のうちに勉強しようと思いました。倫子先生が「君たちの時代だと、ロボットや電池自動車ができる時代だ。」と言ってみえました。僕も、そう思います。なので、楽しみになりました。しかし、ロボットの時代になると自分で考えることが必要になるので、授業で先生が言ったことを暗記するのではなく、自分で考えることが大事だとわかりました。なので、勉強でもしっかりと考えようと思いました。あと、平均寿命が100歳になるかもしれないとおっしゃっていました。僕も、そう思いました。医療が発達するからです。すごいなと思いました。僕は、無職は絶対にイヤだなと思います。将来必ず働くと思います。しっかり働けるようにグローバル人になりたいです。このキャリアデザインセミナーを聞いて、いろんな職業について調べてみたくなりました。まだ自分は、知らない職業がたくさんあると思います。なので、調べて、将来の夢をたくさん増やしていこうと思いました。中学校2年生は、中学の中でも特に大事な学年だとおっしゃっていたので、がんばろうと思いました。
- 今回の特別授業で「働く」の原点にあるものが、今私たちが受けている教育、教育のあり方にあるということを聞いて、将来は近いんだなぁと感じました。私は中学校に入ってから「リーダー」というものを経験してきました。学校の先生はよく「今、君達リーダーがつらい、大変、などの思いをかかえているかもしれないけど、きっとそれは将来役立つよ。」というようなニュアンスのことをおっしゃられます。私はこの言葉の意味が今までは何となくしか分かっていなかったけれど、今回の授業で詳しく丁寧に教えていただいたおかげでよく分かるようになりました。仕事の種類としては「企業的」に入るということ、その他の仕事の種類も大きく分けて分別できること、またその分別したもの同士の関わり合いやおおまかな内容。これらの説明から自分でも出来そうなことが見つかるような気がします。私は勉強が好きでもなければ苦手でもありません。得意教科・好きな教科があるわけでもなく、ただ、ただ勉強しているだけの「やらされている人間」「暗記だけする人間」です。しかし、今回の授業で、「発想」・「得意なことをとことん磨く」ことが大切だということを心に刻み込まれました。なので、これから、いや、今日から、日々の生活を考えて送ること。「分からない。」の言葉だけでことを済ませてしまうことをなくすこと。の二つを心に踏まえて、これからの自分の進路を決めていきたいと思います。
- 今回のキャリアデザインセミナーを受けて、約2時間という短い時間の中で、私は将来の夢について、どう進んでいけば良いか。深く考えることができました。また、将来の夢についての理由も今まで、簡単に考えていたことが、今回の授業を受けて、現実の今の社会の中で、どう受け止められるかも、考えることができました。将来、何かしらの職業についた時の自分、自分が思っていたよりはるかに大変な労働をしている自分など、色々未来について想像することができました。そして、今日、倫子さんがおっしゃっていたように、仕事に関して、どの職業にも、良い、悪いはないと聞いた時、私は確かにそのとおりだと思いました。それに、これは、職業だけでなく、私達の身近にも、関係することだと思いました。例えば、係や部活、委員会などのことです。これらも全て、良い、悪いはなく、結局は自分達がどう思いながら活動するかによると思います。このことは、もしかしたら、他の場面でも言えると思います。他にも、倫子さんは、一人一人個性があって、皆、異なる才能を持っていることや、今のうちの勉強の大切さなどをおっしゃられていました。しかし、人間は、皆やればできるだけで、努力する方向や、その努力するスピードがそれぞれ違うのではないのかと、私は思います。努力しても、できないのは、それに対して本気で心の底から真面目に努力してないだけ。それか、一生懸命努力していても、その努力が開花するのが多少遅いだけだと思いました。これは人それぞれ考え方が違うので、倫子さんと私の意見は、違うところがありましたが、こういう考え方もあるんだと納得していました。
今回の授業で、仕事・未来・自分自身について・自分の考え方について、しっかりと考えていくことができ、とても有意義な大切な時間になったと思います。 - キャリアデザインセミナーでの最初の質問。
「将来について、考えてみよう。何のために高校に行くのですか?」
僕は、夢をかなえるため、就職するとき、入ることができる会社を増やす、選択肢を広げる、などと書きました。みんなも同じようなことを思っているだろうと思い、友達のものを見ると、「甲子園に行き、プロ野球選手になるため」など様々なことが書いてあって、人それぞれ、いろいろな考えや思いをもっているんだなと思いました。
僕は、今日の授業を受ける前は、将来なんて考えたくもない、働きたくないと思っていました。でも、今日の話を聞き、少し、働いてみたいなと思うようになりました。確かに、仕事は大変だけど、それ以上に、楽しいこともあるし、発見もあるので、働くことを楽しみにしながら、日々生活しようと思います。将来、やりたい仕事につけるように、「勉強はつまらない」と考えず、「勉強は楽しい」と考えて勉強します。
今日の授業は、自分にとって、大切な時間となりました。ありがとうございました。 - 今日のキャリアデザインセミナーでとてもためになったことがたくさんあります。
1つ目は、好きなことをしていいということです。ぼくのイメージでは仕事=金でした。生活のために家族を養うために働くでした。しかし、仕事も楽しまなければいけないということに気がつきました。
2つ目は、想像力の大切さです。自分は「クローン」が2030年にはヒットすると想像しました。こういった想像する力こそがこれからは大切になってくるので、勉強も大切だけど、人とよりたくさんのコミュニケーションをとっていくといいと思いました。
このようにぼくはたくさんのことを知りました。これからはポジティブに進路のことについて考え、将来の夢に向かって進んでいきたいです。
今回の授業をありがとうございました。 - 僕は工藤先生のお話を聞くまで“働く”ということを少し軽くとらえていたような気がします。今までの僕の中での働くというのは、いい高校に入り、必死に勉強し、いい大学に入り、必死に勉強し、自分の働きたい職場を見つけ、面接をうけ、働くというものでした。確かにこの流れでもいいのかもしれません。ただ工藤先生の話を聞いているうちに何かが足りないと感じました。この流れで言う「必死に勉強」というのは良い大学にはいるためや、良い仕事に就くためだけにしているのではと思いました。工藤先生のお話にもあったように、いやいや勉強をするのではなく楽しみながら、将来役に立つような勉強をするのが大切だと思いました。あと、工藤先生の話の中で印象に残ったのは、「暗記だけしていて人にいわれることだけやっている人はこれから生きていけない。想像できる人が生き残っていく」というものです。僕はこれを聞いた時、確かにそうだなと思いました。なぜなら、これからどんどん技術が進歩していって、いずれロボットが普及する日が来ると思います。そんな中、ただ指示に従う人間とただ指示に従うロボットだったら、絶対に間違いをしないロボットの方が採用されるに決まっているからです。人がロボットに勝てるのは自分で考えて行動したり、想像したりすることです。これらを大切にしておけば、ロボットが普及したときにロボットに負けることはないということを工藤先生から改めて教わりました。ありがとうございました。
- 僕はいままであまり夢がありませんでした。進路の授業では夢に向かって、近い道をなどといわれ、とても困りましたが、キャリアデザインセミナーで夢はなくても、やりたいと思ったことをやればいいと聞いたので、とても気持ちが楽になりました。
僕はいままでキャリアカウンセラーという仕事を知りませんでした。そのほかにもたぶん僕の知らない仕事はたくさんあると思います。なので、僕の知っている仕事を増やして、仕事の幅を広げたいと思います。
僕は国語と英語が苦手です。でも、自分のできることをのばしていけばいいと話していたので、僕は数学などをのばしていきたいです。でも、極端に国語と英語が悪くてもいけないと思うので、数学をのばしながら、国語と英語ものばしていきたいです。
僕はいままで、15年後ヒットする商品は?なんて考えたことはありませんでした。しかし、考えてみると、とてもおもしろかったです。そういう意味でも、とてもためになりました。また、進路や就職でつまずいた時などには、この授業を思い出し、自分の力にしていきたいです。 - 今日、キャリアデザインセミナーを受けて、まだ実感は湧いてこないけれど、今を大事に後悔しないように目の前の勉強や行事を精一杯頑張っていきたいと思えました。
仕事に対して、どう思うかによって自分の価値も、仕事の価値も、変わってくるとお聞きして心を打たれました。今の中学生である私の仕事はというと、勉強だと思うので、その勉強ができる環境があり、勉強できることに誇りを持ちたいと思いました。
「働く」と聞くと、とても大変だなというイメージがあり、私たちが将来60年間も働くだろうと聞いて驚きました。また、60年間働き続けるために、働く時間を減らして、勉強や趣味への時間を増やせるようにしている会社もあるとお聞きし、すごいなと思いました。
なにかの質問に対して、「わかりません」という言葉はNGワードだとお聞きして、しっかり考え、自分の考えを持っていきたいと思いました。今は何か得意なことを作っていこうと思います。12,800種の仕事の中から、自分に合った職種を選べるよう、努めていきたいと思いました。
そしてなにより、未来はどんな世の中になっているだろうか?という質問。どんな商品がヒットしているか、どんな会社があるのか、など4人で考えました。1人ではなかなか思いつかなかったアイディアも、4人いることによって、たくさんのアイディアを出し合うことができました。将来、私が少しでも発展していく世の中に貢献できるよう、精一杯今を生きていきたいです。