2015年6月10日(水)青森県八戸市立第一中学校様、八戸市立第二中学校様にて講演をさせていただきました。
この日は職場体験前の事前指導でおうかがいしました。
八戸市では、市をあげて中学生の職場体験を支援しているのですが、何ともう10年以上前から連続5日間の職場体験を推奨しています。
現在、文科省でも中学生の連続日5間の職場体験を推奨していますが、実施出来ている地域はほとんどありません。
有名なのは兵庫県の「トライ・やる・ウィーク」で1998年度から実施されています。 この「トライ・やる・ウィーク」は兵庫県が、1995年の阪神・淡路大震災、1997年の神戸連続児童殺傷事件を機に中学生に働く場を見せて学習させようとする趣旨から、県内の中学2年生を対象として1998年度から実施されている職場体験です。
八戸市のグッジョブ・ウィークはあまり知られていませんが、実はこのトライ・やる・ウィークに匹敵する位素晴らしい取り組みです。
私は11年前から、この「グッジョブ・ウィーク」の事前指導に呼んでいただいております。「何のために働くのか」というお話しが中心ですが、最近は「これからの働き方」という視点も加えてお話ししています。
この日は午前中は八戸市立第一中学校様、午後は八戸市立第二中学校様にて講演をさせて頂いただきました。どちらの学校の生徒も本当に感動する位素晴らしくて、楽しいだけではなく、講演終了後は感慨無量でした。
八戸市立第一中学校、八戸市立第二中学校の皆さんありがとうございました!
感想をご紹介させていただきます
- 働くという事はとても大変な事だと思います。
しかし世の中には楽しい仕事もあると思います。今回講師としていらっしゃったOffice Rinkoの工藤倫子さんはご自身がとても仕事をして楽しいと感じているとおっしゃっていました。私も楽しい仕事というものを体験してみたいです。しかし、世の中にはだれもやりたくないような仕事で
もだれかがやらなければ世の中が成り立たない事があります。肉体的にも精神的にもつらいお仕事です。私だったら、楽しい仕事の方がいいですが、今自分が生きているのは見えない所でたくさんの人が努力して働いているからこそ成り立っていると思います。
再度自分でも「働く」ことについて確かめていきたいです。 - 今日の講演を聞いて一番心に残っていることは、夢を実現させることのできる人とできない人のの考え方の違いだ。
内心ではあきらめていたら、やれるかどうかをすぐに考えてしまっていてはだめだということがわかった。自分は少しそう思ってしまうことがあるため、今後のためにもそのようなことは考えないように
しようと思った。
また、今までの「働く」ということに対してのイメージも変わった。
楽しんだり、プライベートの時間も作ることによって仕事が効率的する。このことは、もちろんこれからの自分の職でも大事だが、普段の学校生活での生徒会活動やテスト勉強でも活用できることだと思う。
今回の講演を聞いて「働く」ということがもうすぐそこにきているということを改めて知ることができた。このグッジョブの活動を通して、今回の講演でえがいた職に一歩でも近づけるようにしていきたいと思う。 - 今日は「働く」ということについて、たくさん知ることができました。
会社などで働くのに3つの目的があることやなりたいものがあったりしたら、「僕はどうせできない」と思うのではなく、「どうやったらできるんだろう」と考えてみることが大切だということを初めて知ることができました。
これから、大人になり、僕も働いたり「これもやってみたい」などと思うことがあると思います。そのときはマイナスなことを考えるのではなく、プラス、プラスと考えていきたいと思いました。
2学期にグッジョブがありますが、そのときは今日学んだことをしっかりと生かし、働きたいと思います。あと授業では「分からない」と言うと、そこで思考がとまってしまうそうです。
だから授業では「分からない」というのではなく、常に思考をめぐらせて、集中してがんばりたいです。 - ぼくはずっと仕事は大変なものだと思っていました。
でも視点をかえると、とてもプラスなことだと思いました。たとえば、学生はお金をはらって学ぶのですが、仕事はお金をもらって学ぶことができるなどいろいろいいことがたくさんあることが分かりました。班で未来の仕事のことを意見を出し合い話し合う活動もとてもおもしろかったです。
この講演会の中でたくさんのおもしろいことや大切なこと聞くことができました。ぼくの将来の進路にも生かしていきたいです。 - 今日の講演会で聞いたことは、今まで聞いた講演会の中で最も素晴らしいものだった。
まず「働く」ということよりは「働き方」の方で衝撃をうけた。今までの私の考えでは、一般の会社につとめるつもりだったが、フリーランスの人を紹介できるサービスがあることはとても驚いた。また、将来は人間の寿命がのびるという予想の中で、より楽しく仕事をするかがポイントとなるのだなと思った。
どうやったらなれるかということを常に考えてみて、一つの職業や観点にとらわれるわけではなく、従来の考え方でもなく、いろんな事を考えて「楽しく働く」ことを目標にして過ごしていきたいと思った。 - 私は、今まで働くということについて、あまり良いイメージがなかったのですが、今日の講演を聞いて働くということへの考え方が180度変わりました。
私は今まで働くということは、自分が生活していくためだということを第1に考えてきたし、考えさせられてきましたが、そのためだけではなく、世の中のため、そして、人間としての自分の成長にもなるということを改めて感じました。そして今まで将来の夢については「どうしたら実現できるか」というよりは親の反対や自分の実力を無意識のうちに言い訳にして、夢をはっきり持つことができていませんでした。
将来的にロボットや外国人も日本の労働力になっていくことを頭に入れ、自分ができることは何か、「どうしたらそれを実現できるか」を常に意識して生きていきたいと思いました。 - 今回のお話は「働く」ということについてでした。
私の両親は働いていますが、どちらも「疲れたなぁ」と言うことがあるので、仕事って疲れるんだなとか大変なんだなというマイナスな印象でした。しかし、工藤さんの話をきいて、仕事のとらえ方によって
楽しいと感じられること、また自分が得意なことを提供することによって自然とただやっていたはずの仕事がやりがいのあるものに変化すること、人から自分が必要とされていて、感謝されたとき、幸せと感じることなど、仕事がどんどんプラスの印象に変わっていきました。
また夢を叶えられて、お金をかせげる人は「こうすればいいのかな?」とそのものを実現するためにたくさん考えるそうです。そして自分の得意なことにみがきをかけ、どうやってできるかという思考を働かせます。それに対し「絶対ムリ!」とあきらめ、決めつけてしまう人は自分ができない言い訳を考えるために思考を働かせるため、夢を叶えられず、お金もかせげないそうです。私はいつも自分が少しでも失敗するとすぐあきらめてしまうので今から社会へ出るまでの間にこの考え方を見直し、プラス思考にしていきたいです。
今回のお話をきいて、なぜ働くのだろうと改めて考え、深めることができました。9月にあるGJまでにお話をおさらいし、実りある体験にすると共に楽しみながら仕事ができたらいいなと思います。 - 僕は、一生生活できる分のお金があったら、働く必要は無いと思っていました。
でも、全ての人がそうなれば、全ての人が自分だけで電気や、食料、家、生活用具、道路の整備など、他にもたくさんのことを自分でやる事は不可能です。だからやっぱり自分にも他の人のためになるので、仕事はしたくなかったけど、今からでも、仕事をしたくなってきました。だから、ボランティアなどは今からでもできるので、積極的にしたいです。
どこの国でも、どこの地域でも、仕事を必要としているので、たくさん働いて、たくさんの人の役に立ちたいです。 - 僕は、「働く」という行動に対してかなり悪い印象がありました。
なぜなら、大人たちが「こんなに働いてるのに…」と言っているのを聞いていると、現代社会における働くという行為はどれだけ働いても相応の価値が与えられない不公平なものなのでは?と考えていました。
でも、今日の話を聞いて、自由に生きている人というのは、自分の最も得意な分野を自分で理解していて、要するに「自分を知っている」のだと思います。そして、こうかな?と思ったことを実際に実行している人は大体成功していると思います。
やっぱり「働く」ということは「成功」にもつながっていると思いました。これからの生活に活かしていきたいと思います。 - 私は「どうすればできるか」と考える思考の考え方がいいなと思いました。
自分であきらめないでいても親に向いていないよといわれてあきらめさせられたことがあったので、今日の講演会のこともまじえて親に話してみたいなと思いました。そのことが私にとても得意というわけではないけれど「どうすればできるか」と何度も何度も考え、夢を実現させたいなと思いました。
また、知り合いの先生にシンガポールにいったという話をしたら、パリにもいったという話はびっくりしました。いろんな人とコミュニケーションをもつということは大事なんだと改めて思いました。私は外国にいきたいとは思えないけれど、好奇心は大切にしたいです。今回の話を聞いて、私は講演会の大切さ、楽しさを知りました。
また物事を成しとげる、夢を実現させるっていいなと思いました。仕事は自分のため、社会のため、お金のためと先生はおっしゃっていました。
私は誰のために仕事するのかわからないけれど、そのために今、精一杯勉強をがんばりたいです。